中学受験の朝勉強は何時からどんな内容が有効?起きられないのはハンデになる?

わが家では、上の子が小学4年生の頃から朝勉強をするようになりました。
その影響で弟は小学1年生の頃からやっています。

すでに朝勉している家庭からすれば、こんなに良いことはないと実感されていることが多いと思います。
習慣になってしまえば、やらないと罪悪感すら感じるかもしれません。

でもやっていない家庭では、「朝から勉強なんてありえない!すごすぎる!」という声もあれば、「小学生のうちからそこまでしなくても…」という考えの場合もありますね。

人間には朝型タイプ、夜型タイプがありますので、だれもが朝に学習するほうが良いとも言い切れません。
お子さんが塾から帰ってから遅くまで勉強するほうが調子も良いのであれば、それがあっているのかもしれませんし。

お子さんに合わない勉強法であれば、朝学習も逆効果になってしまいます。

でも生活ペースを整えたいとか、早起きも慣れれば大丈夫そうなお子さんであれば、朝勉強することはメリットだらけです♪

【中学受験対策】朝勉強は何時から始めてる?

はじめは意気込んで6時起床後、「やるよー!」って感じを目指していたんですが、、、、

ささこ
ささこ

やっぱりいきなりそううまくはいきませんでした。。。

大人だって起きるなり頭が回転しませんし、やる気も出ませんよね。

今は結局6時に目覚ましを掛けて、起きるのに少しぐずぐずしてからトイレなど済ませて6時20分~30分の間にスタートしています。

終了は7時。

たった30分なんですよね…。
わたしとしては1時間くらい使ってもっと充実した勉強をしてほしいところなんですが、そこはあまり無理を言いすぎずに、とにかく継続こそが大事だと思ってゆるめにしています。

それでもやるとやらないとでは雲泥の差です。

それをコツコツと1年、2年と続けていくことは、他の子が急にがんばっても追いつかない力を積み上げることになります。

中学受験対策の朝勉強 ー内容をご紹介ー

わが家では朝勉強を始めた当初は、百マス計算だけでした。

物足りないように思いますが、まずはそこからがおすすめ。

いきなりあれもこれもだと子どもに抵抗されそうですし、第一印象が悪くなっちゃうと続かないかもしれません。
ゲーム感覚で時間を測って、サクッと終わらせるようにして、慣らしていきましょう。


少し慣れてきたころに音読をプラスしました。

広島県教育委員会のホームページに、とても良い音読教材があったのでそちらを使っていました。
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/kotoba/sakuhinnsyuu.html

上の子は宮沢賢治の『雨ニモマケズ』などを完璧に暗唱して、大人にも驚かれたこともあってとても得意気でした。

ささこ
ささこ

姉弟と競い合いながら、楽しそうに音読していましたよ♪

あれから徐々に受験仕様になっていき、現在の取り組みは

●6年生(姉):『でる順過去問計算』と『漢字の要』
●4年生(弟):『百マス計算』と『ことば1200』

『でる順過去問計算』は時間を測って、できるだけ速く正確に解く練習をするためです。

取り組み方は下記の記事を参考にしてください。



『漢字の要』は、サピックスから出ている市販の漢字問題集です。

6年までの漢字はほぼ終わっているので、あとは知らない漢字を一つでもなくすためにどんどん覚えるようにしています。
これをできる限り完璧にして、もう他には手を出すつもりはありません。
それくらいぎっしりと中学受験に必要な漢字が詰まっています。

弟の『百マス計算』は、初歩的なものはかなりやり込んだので次に桁数の多いものにチャレンジしています。

百マス計算画像
百マス計算内容

これはトレーニングとして、6年になるまでは続けようかと考えています。

『ことば1200』は四谷大塚の市販問題集。
こちらも参考にしてみてください。

ことばこそ、コツコツ学習が力になる分野です。
毎日の習慣として、朝取り組むのに最適だと感じています。


朝に計算など頭を使って考える方が、その後の学習効果も上がるそうです。
そして暗記物などは寝る前にすると脳に刻まれやすいということですので、朝に昨晩覚えたものを復習するのも効率が良いです。

【中学受験】朝起きられないのはハンデになる?!

受験当日は9時くらいからフル回転で頭を動かさなければいけないので、朝起きられないのはハンデがあるといえばそうかもしれません。

ただ、だからと言って夜型の子が当日頭が回らずみんな落ちるわけではありませんよね。
逆に朝型の子でも受験日前日は緊張してあんまり寝られず、夜型の子とあまり変わらない条件になるかもしれません。

要は当日多少コンディションが悪くなってしまっても、全力を出せる体力と精神的強さの方が大切になってくると思っています。

理想を言えば早い時期から朝勉強をしないにしても、受験日2か月前くらいからは一つでも朝に問題を解くことから始めて慣れていくと良いですね。
受験前になると学校を休むお子さんも多いので、その間にしっかり生活ペースを整えやすいと思います。

わが家ではわたし自身がリフレッシュに使っていることもあり、子どもたちとも寝る前にマインドフルネスを活用しています。

勉強をぎりぎりまでしていてなかなか眠れないとなると、やっぱり朝も起きれません。
これで早寝早起きを実行しています!

ささこ
ささこ

マインドフルネスの音声を流してあげると、弟は一瞬で眠ります。

お姉ちゃんも心地良いようで、いつも流してほしいと言います。


マインドフルネスは精神状態を落ち着けたり、自分のことにしっかり集中するのにもとっても有効なので、子どもにも良いそうです。
自分で自分の心の中を整えられるようになると、きっと受験だけでなく人生のいろんな困難にぶつかってもきちんと処理できるようにもなってきます。

睡眠の質も良くなるので、早起きも徐々に苦じゃなくなってくるかもしれません。
良かったらお子さんと聴いてみてくださいね。

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