【中学受験】計算トレーニング問題集でミス減、スピードアップ!

模試のはじめに出てくる計算問題で、いつもちょっとした計算ミスで失点している娘。

取れるところでしっかり点を取れないと、そのあと手ごわい問題が出てきたときにもう後がない状態に陥りやすいので、これはなんとかしないと!といろいろ取り組んだ内容のご紹介です。

功を奏してか、だいぶ計算問題のミスが減ってきたので、この方法が少しでもお役に立てると嬉しいです。

中学受験向け計算トレーニング問題集

計算問題集はいろいろと出ているので、結構悩みました。

実際に使ったのは、

●実力突破算数 計算と一行問題(受験研究社)
●毎日ブック算数(Z会)
●出る順過去問計算
(旺文社)

実力突破算数 計算と一行問題(受験研究社)

実力突破問題集画像
実力突破問題集内容画像

基本編(偏差値55を超える)を使用したのですが、5年生の秋位に始めたのでまだやったことのない問題も多かったです。

パート1.2.3と分かれています。

■パート1
偏差値50以下の人が偏差値50を超えられるような問題。
偏差値55前後の人であれば、確実に抑えておく必要があるレベルということですね。

■パート2
偏差値55~60レベルの入試で頻出される問題が中心。
結構手ごわいです。

■パート3
偏差値60を超える文章題のみのチャレンジ問題。
難関を目指す場合に取り組む感じです。

解説を見ながらがんばって解いていましたが、一行問題も入っている点と習っていない問題で時間をロスしてしまい効率が悪いと感じました。

【良い点】
出題数が毎日3問なので、朝学校に行く前(目安10~15分)に取り組むのにはちょうどいい量。
また問題が分野別ではなくランダムに出題されるのも、実際の試験と同じなので良い練習になります。

全分野の学習が終わった6年生の夏くらいから使うと良いですね。

ささこ
ささこ

ちょっと5年の娘には合っていない気がしたのでパート2まで一周して、一旦ストップしました。

毎日ブック算数 Z会

Z会中学受験講座を受講していた時に、毎月2月の新学年スタート時に算国理社、四教科のうち一つでも受講しているともらえる教材です。

Z会毎日練習ブック
Z会毎日練習ブック内容画像

2月から12か月分、毎月10回分(一回10分)あります。
出題は実力突破と同じくランダム形式で、こちらも一行問題もあります。

良問揃いですが、最難関レベルの難しすぎる問題も結構あって効率的ではないため、こちらは使うのをやめました。
うちの子の目指す中学ではここまで必要ないとも思います。

でる順過去問計算(旺文社)

でる順過去問計算問題集

今取り組んでいる問題集です。
名前の通り中学受験でよく出る順になっているので、計算力をまず付けたいのであれば一番効率が良いと感じています。


問題数は920問とかなり多いですが(出る確率の高い問題に取り組んでいるため)無駄に多いわけではないので、やっていて安心感があります。

ささこ
ささこ

5年生の冬休みから始めて、無理なく取り組めています♪

中学受験 出る順過去問計算問題集のわが家の使い方

出る順過去問計算問題集に取り組み始めて、よくミスしていた問題が目に見えて解けるようになっているのがわかります。

どのように取り組んでいるかというと、
はじめの頃は、普通に出る確率の高い初めの問題からひたすら解いていってました。

でも毎回全然目標時間内にできていないし、間違いも10問中6問などと酷い結果がひたすら続いていくんです。

そうすると本人も毎回手ごたえを感じないまま次へと進めることに。
そして時間内にできないのが当たり前という気持ちになってきて、緊張感もなくなっていきました。

ささこ
ささこ

はじめからできないって気持ちでやってちゃ

そりゃ気持ちも入らないなー、、、

そこで取り組み方を変えてみました。

『時間内に全問正解できたら次に進む』

こうすることでまず、次は時間内に終わらせようという気持ちにスイッチが入りました。
そして時間をクリアしても間違えていたら次へは進めないので、計算を解くときもスピード感を持ちながらも慎重になるべきところを意識しだします。

娘の取り組みノート初回
10問中正解はたったの4問…
娘の取り組みノート4回目
タイムは少し良くなって、正解率はかなりアップ!!

かなり複雑な計算なので答えを覚えるわけでもありませんし、覚えたところで途中の計算式はもちろん書きながら進めていくので計算の手順を踏まないといけません。
娘にとっては、とても良いトレーニングになっています!

手こずる問題もありますが、クリアするととても嬉しそう。
毎回タイマーで計測しながら緊張感を持ってやっているので、初めのころの悩みはすっきりと解決しました。

毎日次の問題へと進めるより日数はかかりますが、確実にこなして前に進んでいるので力がついていっている実感があります。

りの
りの

なんどもやっている問題は、模試でも同じようなパターンだって気が付くようになったそうです。

中学受験で計算ミス連発は致命傷になる!

私立中学受験では計算問題として出題されるので対策は当たり前ですが、公立中高一貫校ではそのような形では出題されません。

だからこういうトレーニングの必要がないのかというと、できればやっておくほうが合格へは近くなると思います。

せっかく適性検査の対策をして特有の解き方をマスターしても、小さな計算ミスをしたり計算に時間がかかってしまって点数を落としてしまうことも十分に起こりえます。

ささこ
ささこ

計算ミスで落とした一問のせいで不合格…考えたくない。。。

実際にはさまざまな文章問題の中で計算が必要になりますが、その時にどれだけ素早く確実に解くかというところにこのトレーニングは有効です。

また受検する子の多くは私立中学の受験対策をしてきているので、その子たちと同じ正確さ、スピード感をもって戦えるよう備えておきたいところ。

そう考えるとやっぱり朝の時間だけでも、こういった計算トレーニングをすることは大切だと判断しました。

計算する力は、私立中学、公立中高一貫校受検、また中学、高校とずっと生きてきます。
この時期にしっかりと計算問題でトレーニングしておくと、必ず良かったと思える!そう信じて、コツコツ取り組み続けたいと思います。

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