【中学受験対策中】偏差値推移と国語偏差値アップの方法

小4息子の国語の成績が急に上がってきたと喜んでいたら、今度はお姉ちゃんが塾のテストで全国5位になりました。

5年生から通塾を始めてから多少の上下はあったものの、なかなか上がらなかったんです。
ここへきてようやく上向きになっていることを確信し始めました♪

国語は算数のように解き方と解答が明確ではないことがほとんど。
どうすれば伸ばせるのか本当に悩みました。

でも、「今までやってきたことは間違いではない」と塾でも太鼓判を押していただいたので、こちらでシェアさせて頂こうと思います。

中学受験勉強してきた娘の偏差値推移

娘は算数よりは国語の方が成績は良かったのですが、いつも塾のテストは80点台から抜けることができませんでした。

塾は大手有名塾で、全国にあります。
偏差値も低めに出ると言われているテストなのですが、今回は75を超えることができました。

惜しくも一問落としてしまったのですが、今までのことを考えると上出来すぎ。

偏差値推移画像

次回は今より下がるかもしれませんが、実力がついてきたのは実感しています。

決して要領は良くなく、何事においてもふわふわ地に足が付かない感じで、ぼーっとしていることも多い子です。
とにかく見たこと以上に深く物事を追求しないタイプなので、なかなか伸びない!!

ささこ
ささこ

いつも口を酸っぱくして「考えよう」と言い続けています。。。

それでもコツコツ取り組んできたことが結果となって表れてきたことは、本人にとっても大きな自信になったようです。

中学受験の足を引っ張る国語の偏差値アップを狙う方法!

算数は解き方をマスターしていくことで、同じタイプの問題は解けるようになっていきます。

国語はそうはいかないのが辛いところ。
毎回違う文章ですから、しっかりそれと向き合わなければいけません。
本当の読解力というものを身につけることが必要不可欠になります。

それでは何をしたらよいのか。
塾では問題を解くために、本文にたくさんの書き込みをするように教えられています。
そうすることで問われている答えを見つけやすくなるようです。

参考になるのが、斎藤達也さんが書かれている『一日10分の音読で国語の成績は必ず上がる』という本。

音読で国語の成績は必ず上がる!画像

塾で教えてもらっている方法と、ほぼ同じことが書かれていました。

1.何度も出てくるキーワードになりそうな言葉を丸で囲む

2.「しかし」「だが」などの逆説と「つまり」「すなわち」「要するに」などのまとめる役割の言葉が出てきたら逆三角をつける
筆者の言いたいことは、これらの接続語のうしろに書かれているので注意して読む。

3.「~である」「~なのだ」「~するべき」など、文末の言い切り表現に三角をつける
言い切りの表現は、筆者の協調したいことである場合が多いので注意深く読む。

4.具体例は『』で囲む
具体例は補足であって重要な内容ではないが問われることもある。
すぐにどこにあるかわかるようにしておく。
・固有名詞
・比喩を使った表現
・「たとえば」「いわば」など例示の接続詞から始まる文

5.「だから」「~から」「~ため」など、理由を説明する表現に四角い印をつける
・理由を説明しているということは、筆者の主張を説明している文である。
・筆者のどんな主張の理由を説明しているのかも確認する。

読解問題を解くときは毎回書き込むよう、しっかりと習慣化してしまいましょう。

ささこ
ささこ

そうは言ってもはじめの頃はやっぱり面倒くさいこともあり、書き込んでいないことも結構ありました。。。

塾では毎回チェックが入り、やっていないとかなり注意されていたようです。
お手本を見るなどして、何度も何度も練習を重ねました。
そうするうちにそれが当たり前になり、今ではその書き込みがあることで答えがよく見えてくるようになったということです。

中学受験で偏差値を確実に上げる方法

やはり復習の効果は明らかです。
もちろん国語だけでなく、全教科。

かくいう私は、「復習って大事よね、しなきゃね」と思いながら、全然本気で取り組ませていませんでした。

ささこ
ささこ

子どもにも「復習しなきゃダメよ」とか言っておきながら、やっているかチェックもせず放置していました。

それで成績が上がらないと悩んでたわけですが、今考えれば当然ですよね。
というか、せっかく勉強していたのに肝心な詰めを怠ったばかりに、もったいないことをしていたと思います。

一度勉強したこと、覚えたと思っていたことでも一日たてば7割以上は忘れてしまっていると(エビングハウスの忘却曲線)聞きます。
とは言え、実際には大切なことだったり自分にとって興味のあることは、一日たっても忘れていませんし、一週間くらいまでは覚えていることありますよね。
でもすっかり必要がなくなって思い出しもしなくなった場合は、半年後にはほぼ全て忘れています。

要は一度やっただけで放置していたら、そのうちほとんど忘れてしまうってことですね。

だから、ちょくちょく思い出す機会を作るということが重要。

娘に「復習こそ力になる!!」と伝え、毎日のスケジュールの中に復習の時間をしっかりと入れるように練り直しました。

はじめはスケジュールに入れなかったので学校や塾の宿題に追い立てられて、いつのまにか復習することを忘れていくということを繰り返しました。

ささこ
ささこ

ただ「復習するぞ!」というやる気があれば、なんとかできると思ってました…

取り組んだこと

・塾の授業で解いた問題の中で、間違えた問題は必ず翌日に解き直す。
・塾の宿題は、2周解く
・公開模試などの試験後は、一回解き直し、一か月後にもう一度間違えた問題を解き直す。

宿題2周は時間的に厳しいかなと思いましたが、やはり復習最優先。
そこはできるだけ負担の少ない形でなんとかしようと考えました。

まずは普通に一度解きます。
2周目は次の授業の前日に解きますが、各教科効率的にできるようにそれぞれ取り組み方を変えました。

・算数は間違えた問題だけ解き直す。

・国語の読解は間違えた問題について、なぜこの答えが正解なのかというところを見直す。
・漢字はもう一度解く。

・理科、社会は一周目の翌日に、書かずに口答で答えていく。
次の授業の前日にもう一度口頭で復習。

基本はこんな感じで取り組みルールを決めて、できるだけ実行するようにしていきました。

そうするとじわじわと理解度が深まってきたと思っていたところに、突然成績が上がりました。

ささこ
ささこ

もう既にやっている人には当たり前の話ですが、本当に復習って大事だったんだと実感しました。

まとめ

勉強法を変えてもなかなか結果はすぐに出てきません。
でも、3か月はしっかりと取り組んでみるとそれが正解か、要修正なのかが見えてくる気がします。
ただ時間がないと3か月なんて待てないという気持ちになってしまいますが、そんな時にあれこれいろいろと試すことは、実は一番回り道をしがちなんです。

じっくり的を絞って取り組んでみると良いと思います。

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